実りの秋 オリーブ


ギリシャらしい秋の実りといえば、やはりオリーブでしょう。

住宅街でも鈴なりに実を結んでいる街路樹が続きます。
外を歩いている時は勿論、リビングの窓に映り、テラスからも眺められるオリーブの木々は
異国で暮らしているということを強く感じさせるものでした。

たわわなるオリーブは熟した果実を思わせ、
青空を背景に豊かな色彩を見せてくれます。

ギリシャ神話に出てくるオリーブの話は次回に。




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# by salasa_ohkura | 2009-11-14 10:26 | アテネ | Trackback | Comments(4)

ギリシャの紅葉


ギリシャにいても紅葉には足をとめていました。

初紅葉、錦秋、紅葉狩り、照葉などの季語に表現されるような
日本の繊細で多様な紅葉には出会えないけれど、
短い秋に見つけたのはこんな風景。

オリーブの木の中に輝く深紅の葉。秋とはいえ、やはりギリシャの光と青空です。
外での食事の為に広く大きく張り出したマンションのベランダや壁に這う蔦も色づいています。
ゼウス神殿と紅葉は、「地球散歩」ギリシャ語の秋をご覧くださいね。

どれもアテネの街中の小さな秋です。

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# by salasa_ohkura | 2009-11-08 13:32 | アテネ | Trackback | Comments(18)

ギリシャ語のYESとNO


日本ではあまり馴染みのないギリシャ語。
暮らし始めて「ありがとう」や「こんにちは」などの挨拶の他に覚えたのが
YESとNOです。
ギリシャ語では「ΝΑΙ(ネー)・ΟΧΙ(オヒ)」。

会話を聞いていると度々「ネーネー!」という言葉が聞こえてくるのですが、
それは「そうそう!」という相槌です。
日本語にも語尾や呼びかけに使う「ねー」があるだけに、当初は面白く感じました。

ΟΧΙに関して忘れてはならないのが10月28日の祝日「オヒデー」です。
1940年イタリア軍の侵攻に対しギリシャ側が「ΟΧΙ」(NO)と言い、戦争が始まった日。
この日は各地でパレードが行われ、子供たちは正装して学校ごとに大通りを行進、
先頭はΟΧΙ、その後ろには1940を掲げています(写真)。
多くの人がギリシャ国旗を持って沿道でパレードを見守ります。

トルコをはじめイタリア、ドイツなど様々な国の支配を受けたギリシャ。
独立戦争、バルカン戦争、内戦・・・近代には多くの戦いがありました。
先人達の犠牲の上に今の平和があることを考え、
ギリシャが歩んできた苦難の近代を振り返る大切な日を
過ごしているように思えました。


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# by salasa_ohkura | 2009-10-29 18:04 | 行事 | Trackback | Comments(18)

秋の市場



最近、またギリシャを思い出す嬉しい買い物をしました。今回は葡萄です。
デラウエア、巨峰、甲斐路などお馴染みの顔ぶれの中にマスカット風の見慣れないものが。
名前はロザリオ・ビアンコ。「皮ごと食べられる葡萄」と書いてあります。
懐かしくて、すぐに購入しました。

ギリシャの葡萄といえばこれ。
皮ごと食べられると聞いたときは驚きましたが、
淡い黄緑をした皮は薄くて、プチっと弾けた果実と一緒になってしまいます。

甘みも程よく、あっという間に一房を食べきってしまう美味しさ。
値段が安いので、そんな贅沢な食べ方もできてしまいます。

山梨産ロザリオ・ビアンコも十分にギリシャを思い出させる味でした。

写真はアテネの移動式青空市場。
柘榴、葡萄の店が並ぶ秋の風景です。


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# by salasa_ohkura | 2009-10-22 17:52 | ギリシャの暮らし | Trackback | Comments(8)

クリムトの描いたアテナ



全国を巡回している「クリムト・シーレ ウィーン世紀末展」は12日に東京の会期が終わり、次は大阪で開催されます。
ポスターなどでご存じの方も多いと思いますが、展覧会の目玉の一つがクリムトの「パラス・アテナ」という作品。(写真・展覧会のHPよりお借りしています)
ギリシャ神話で知恵の女神といわれるアテナについては語ることが沢山あるのですが、今日は女神の胸に記された不思議な顔に注目してみましょう。

これは世の果ての住むゴルゴン三姉妹と呼ばれる怪女の一人メデューサ。
髪は蛇、歯はイノシシの牙という恐ろしい顔を見た者は石になってしまうのです。
もともとメデューサは海の神ポセイドンと愛し合った少女でしたが、アテナ女神を馬鹿するような態度をとったことから醜く恐ろしい姿に変えられてしまいました。

神々の父ゼウスの息子ペルセウスが囚われの王女アンドロメダを助ける時に、アテナ女神の助力によりメデューサの首をとって武器とし、敵を石に変えながら救出に成功。ペルセウスは戦いのあとに効力のなくなったメデューサの首をアテナに献上すると自分の盾の飾りとしました。

この物語によってアテナの盾や鎧にメデューサが描かれることが多いのです。

上の写真はコルフ島の考古学博物館にあるアルテミス・メデューサ神殿の破風部分。神話で描写されているメデューサとは異なり、おおらかでユーモラスな感じ。クリムトも同じような雰囲気で描いています。

世界の名画や彫刻はギリシャ神話をテーマにしたものが多く、少し知識があると鑑賞する楽しみが広がるはず。また今回の物語、ペルセウスとアンドロメダは星座になって夜空に輝いています。


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# by salasa_ohkura | 2009-10-14 18:24 | ギリシャ神話 | Trackback(1) | Comments(8)

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