コルフ島 写楽の浮世絵が見つかった島
2009年 07月 05日
7月4日から東京の江戸東京博物館で開催されているのが「写楽 幻の肉筆画 ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクション」です。
ギリシャ・コルフ島のアジア美術館で発見されたのは、扇面に描かれた仮名手本忠臣蔵を題材にした役者絵。
19世紀から20世紀初頭にかけてウィーン駐在ギリシャ大使のグレゴリオス・マノス氏がジャポニズムに沸くパリやウィーンで購入した1万点以上をアジア美術館に収蔵。しかし、そのコレクションは長い間、非公開でした。昨年の7月に日本人の研究者による学術調査がなされ、結果、写楽の他、北斎、歌麿などの作品が確認され、新聞などで大きく報道されました。
展覧会では膨大なコレクションから120点が出品されますが、中でも真筆と確認された写楽の肉筆画が一般に公開されるのは、世界初ということで話題になっています。
これを機会にコルフ島について興味を持っていただけたら・・と思います。別名ケルキラ島ともいわれ、ギリシャではこちらの名前がメジャーなようです。数々の見どころの中で、今日はカノニという景勝地の写真を選びました。港から歩ける距離の小島に立つ愛らしい教会は、高台から見下ろす風景も水に映る姿も絵になります。次の記事では街の様子をご紹介しますね。
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by salasa_ohkura
| 2009-07-05 13:00
| ギリシャの島