あこがれのギリシャ風景。家にいても心は旅気分!


by salasa_ohkura

カテゴリ:行事( 12 )

復活祭


e0171285_1326678.jpg


郊外の野原が小さな花々におおわれるギリシャ。街の中も春らしい装いが見られ、散歩をするのが楽しい季節です。

ままもなく訪れる復活祭Πασχα・パスハ)に関連する商品やポスターが店先やショーウィンドーに並び始めると街がパッと華やぎます。卵やヒヨコ、ウサギなどが「新しい誕生や生命」の象徴としてキリストの復活(再生)のモチーフとなり、色とりどりの置物や小物、お菓子などが可愛らしく登場。特に卵はキラキラの包装紙に包まれた様々な大きさのチョコレートとなって子供達の心をウキウキさせます。大きなものは30㎝近くあり、何とも魅力的で大人の私も思わず購入。卵は薄いチョコレートで作られていて、空洞になった中にカラフルな文房具が入っていました。
対照的なのは肉屋。これも復活祭前ならではの店内です。ショーケースは空っぽとなり、代わりにマカロニやタコ、イカの缶詰が並べられているだけ、訪れる人も少なくなります。清月曜祭の時に書いたとおり、今は肉や魚、乳製品を断つ節制期間。勿論、注文すれば奥の冷蔵庫から出して売ってくれるのですが、何となく私も肉料理を避けるように・・。一定期間、野菜中心の食生活にしてみると(完全ではありませんが)、身体が少しきれいになったような気がしました。

e0171285_13161826.jpg

まだ肌寒く、天候が安定しません。この時期に降る雨を「キリストの受難を思う人々の涙」と形容することがある、と友人が教えてくれました。節制をする生活の中で心と体を清めて復活を願い、本格的な春の訪れを待ち望む人々の気持ちが街の中に一杯。今年は4月19日がΠασχαとなり、春もたけなわとなります。

ランキングに参加しました。応援クリックよろしくお願いしますね。人気ブログランキングへ
[PR]
by salasa_ohkura | 2009-03-16 13:35 | 行事

清月曜祭

e0171285_1632882.jpg


今日、ギリシャは清月曜祭という祝日です。
復活祭から遡って7週間前の月曜日は、肉や魚、乳製品を断つ食事を始める節目となる日なんですよ。節制をすることによってキリストの受難に想いを馳せて祈り、また日頃は肉食の多い食生活ですから身体を清めるという意味もあるそうです。

少しづつ力強さを増してきた太陽の光が嬉しい時期に迎える清月曜祭。ギリシャの多くの人たちは近くの野原にピクニックランチを持ってでかけ、凧を揚げたり、野の花を摘んだりして過ごします。私も滞在中、仲の良いギリシャファミリーに誘われて森へ。アテネ郊外の住宅街から車で10分くらいのところに小さな森林公園のような場所があるんです。

青い空のあちらこちらにカラフルな凧が浮かんで、大人も子供も楽しそう。ひとしきり遊んだら軽食タイム。勿論、肉なしのシンプルランチです。その後はアネモネやカモミールなど野の草が沢山咲いている場所に行って花束を作りました。

ギリシャと凧という意外な組み合わせについて友人に尋ねると、凧を揚げるのは「志を高く持つ」「困難(風)に負けず安定する」など精神的なあり方を象徴しているのではないかということでした。復活祭を迎える準備期間がスタートするにあたり、食生活の節制とともに自分自身を振り返るという意味になるのかもしれません。

確かにギリシャのゆったりとした時間の流れの中で青い空を見上げると、元気が湧いてきて前向きに人生を考えてみたくなります。そして、こんな風に自然と共に過ごす穏やかな休日に安らぎをもらっていました。
[PR]
by salasa_ohkura | 2009-03-02 14:37 | 行事