あこがれのギリシャ風景。家にいても心は旅気分!


by salasa_ohkura

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港の春

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見渡す限りの大海原を経て、遠くに島の影をとらえはじめ、少しずつ、ゆっくりと近づいていく・・・そんな船旅が大好きでした。

船は週末を島で過ごすギリシャ人が大勢いて、とてもにぎやか。
サロンでグリークコーヒーを飲みながら本を読んでいた私も、港が近づくと甲板へ。肌寒い風に吹かれながら次第にくっきりとしてくる風景を眺め、これから始まる小さな日帰り旅にワクワクしたものです。

浅い春を思わせる空の下、エギナ島の港に到着しました。




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by salasa_ohkura | 2009-03-30 16:10 | ギリシャの春

島の春

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今日はギリシャらしい春の風景を。

エーゲ海や地中海、イオニア海に数多く点在する島をあちらこちら訪ねるのはギリシャ旅の醍醐味でもあります。写真はアテネのピレウス港から高速艇で1時間半くらいの距離にあるエギナ島。一般的なツアーではエギナ・イドラ・ポロスの3島をクルーズするプランが多いですが、もしフリーで時間にゆとりがあるのなら一日、ゆっくり一つの島に滞在する「日帰り旅」がオススメです。

春の島は優しい光で一杯でした。レンタカーを借りて、アテナ女神の神殿を訪ねる途中に出会ったギリシャらしい白い教会。背景の空は少し雲を帯びていて、夏に見せる深く濃い青とは異なった色彩です。思わず車を停めて写真を撮りました。



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by salasa_ohkura | 2009-03-25 09:05 | ギリシャの島

山の春

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日本で紹介されるギリシャから持つイメージは、やはり夏と海、青空を背景にしたパルテノン神殿くらいですよね。私も住むまでは、そう思っていました。

でも海に勝るとも劣らない山の風景がありました。内陸部を旅すると、起伏に富んだ山々を多く抱いていることがわかります。そして最も美しい風景を見せてくれるのが春。

写真はアテネから車で北に2時間くらいの位置にあるデルフィー。竪琴を持った美しい男神アポロンの聖地、山をいただく遺跡は、かつて神託の場所でした。

復活祭とともに訪れる春。山の斜面を埋め尽くすような沢山のポピーが旅人を出迎えてくれます。そして小さな野の花たちが神殿の遺構に優しく寄り添っていました。
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by salasa_ohkura | 2009-03-22 18:05 | ギリシャの春

復活祭


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郊外の野原が小さな花々におおわれるギリシャ。街の中も春らしい装いが見られ、散歩をするのが楽しい季節です。

ままもなく訪れる復活祭Πασχα・パスハ)に関連する商品やポスターが店先やショーウィンドーに並び始めると街がパッと華やぎます。卵やヒヨコ、ウサギなどが「新しい誕生や生命」の象徴としてキリストの復活(再生)のモチーフとなり、色とりどりの置物や小物、お菓子などが可愛らしく登場。特に卵はキラキラの包装紙に包まれた様々な大きさのチョコレートとなって子供達の心をウキウキさせます。大きなものは30㎝近くあり、何とも魅力的で大人の私も思わず購入。卵は薄いチョコレートで作られていて、空洞になった中にカラフルな文房具が入っていました。
対照的なのは肉屋。これも復活祭前ならではの店内です。ショーケースは空っぽとなり、代わりにマカロニやタコ、イカの缶詰が並べられているだけ、訪れる人も少なくなります。清月曜祭の時に書いたとおり、今は肉や魚、乳製品を断つ節制期間。勿論、注文すれば奥の冷蔵庫から出して売ってくれるのですが、何となく私も肉料理を避けるように・・。一定期間、野菜中心の食生活にしてみると(完全ではありませんが)、身体が少しきれいになったような気がしました。

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まだ肌寒く、天候が安定しません。この時期に降る雨を「キリストの受難を思う人々の涙」と形容することがある、と友人が教えてくれました。節制をする生活の中で心と体を清めて復活を願い、本格的な春の訪れを待ち望む人々の気持ちが街の中に一杯。今年は4月19日がΠασχαとなり、春もたけなわとなります。

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by salasa_ohkura | 2009-03-16 13:35 | 行事

野草摘み

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春になるとギリシャの大地は野の花が一杯。住宅街を抜けて少し郊外に車を走らせると写真のような大きな空き地があり、野草を摘んでいる人をよく見かけます。凧揚げをした森でも友人と私がアネモネで花束を作っている脇で、おばさんがせっせと野草を摘んでいました。

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野草χορτα(ホルタ)はギリシャの食卓によく登場します。写真のおばあさんが摘んでいるのはタンポポの葉、今時分に市場でも沢山出回っています。日本ではほうれん草や春菊を少し歯触りを残すよう固めに茹でるのに対し、箸でちぎれるくらいに柔らかくします。

食べ方は至って簡単。茹でたホルタにギューッとレモンをしぼって、塩をパラパラ、オリーブオイルをたっぷりとかけるだけ。ホルタのほろ苦さ、柔らかい食感と塩、レモン、オリーブオイルが渾然一体。とにかく美味しいです。日本から遊びに来た知人が「煮びたしみたいね」と言っていましたが、まさにそんな雰囲気。そして驚くほど沢山かけるオリーブオイルは、質が良いせいか癖がなく素材の味を引き立てる名脇役。野菜だけでなく焼いた魚などにもかけるので油というより調味料に近いかもしれません。

ギリシャの野菜や果物は太陽の匂いがするような気がします。こんな風に春の野で摘んだ野草を食べると冬を乗り越えた大地のパワーをもらうようでした。
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by salasa_ohkura | 2009-03-05 10:38 | ギリシャの春

清月曜祭

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今日、ギリシャは清月曜祭という祝日です。
復活祭から遡って7週間前の月曜日は、肉や魚、乳製品を断つ食事を始める節目となる日なんですよ。節制をすることによってキリストの受難に想いを馳せて祈り、また日頃は肉食の多い食生活ですから身体を清めるという意味もあるそうです。

少しづつ力強さを増してきた太陽の光が嬉しい時期に迎える清月曜祭。ギリシャの多くの人たちは近くの野原にピクニックランチを持ってでかけ、凧を揚げたり、野の花を摘んだりして過ごします。私も滞在中、仲の良いギリシャファミリーに誘われて森へ。アテネ郊外の住宅街から車で10分くらいのところに小さな森林公園のような場所があるんです。

青い空のあちらこちらにカラフルな凧が浮かんで、大人も子供も楽しそう。ひとしきり遊んだら軽食タイム。勿論、肉なしのシンプルランチです。その後はアネモネやカモミールなど野の草が沢山咲いている場所に行って花束を作りました。

ギリシャと凧という意外な組み合わせについて友人に尋ねると、凧を揚げるのは「志を高く持つ」「困難(風)に負けず安定する」など精神的なあり方を象徴しているのではないかということでした。復活祭を迎える準備期間がスタートするにあたり、食生活の節制とともに自分自身を振り返るという意味になるのかもしれません。

確かにギリシャのゆったりとした時間の流れの中で青い空を見上げると、元気が湧いてきて前向きに人生を考えてみたくなります。そして、こんな風に自然と共に過ごす穏やかな休日に安らぎをもらっていました。
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by salasa_ohkura | 2009-03-02 14:37 | 行事