あこがれのギリシャ風景。家にいても心は旅気分!


by salasa_ohkura

羊の丸焼きで祝う復活祭

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ギリシャの復活祭。
どこの家でもこんな風に羊を丸焼きにします。
神への生贄という意味があるそうです。
友人宅は庭で。マンション住まい(多いです)の場合は広いベランダで。
商店が住まいになっている人は店の前で。
ギリシャでは一年の半分の食事を外でとる習慣があるので、
どこの家のベランダも庭も広く、テーブルと椅子が置いてあるんです。
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天気の安定しなかった季節は復活祭を境に春欄間へ。ギリシャらしい太陽の光が燦々。待ちに待った「戸外で食事をとる」最初の日だったりします。
写真のように木陰にしつらえたテーブルには、ギリシャ風サラダ、ほうれん草のパイ、ブドウの葉でごはんを包んだもの・・など伝統的な家庭料理が並び、おいしいワインとともに羊の焼けるのを待っています。

復活祭までの肉や魚、乳製品を断つという節制期間は、冬ということもありますが暮らし全体が静かな感じです。ましてキリスト受難の金曜、土曜は喪に服す日でひっそり。
その沈黙を破るように一気に賑やかになり、陽気なギリシャ音楽があちこちから流れ、人々の笑い声や話し声が聞こえ、羊を焼く煙と香りが一杯。

暮らし始めてすぐに来た復活祭、街を散歩していると
色々な人が「エラ!(おいで)」と声をかけてくれました。
「フロニァ・ポラ(おめでとう!)」と慣れないギリシャ語で挨拶をすると
満面の笑顔で握手、焼いている羊を味見させてくれたり、
復活祭のクッキーを包んでくれたり、ワインを飲ませてくれたり・・・。
何てあたたかい人達なんだろう!すごく素敵な国に来たんだな、と
実感したことを懐かしく思い出します。


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# by salasa_ohkura | 2010-04-13 17:38 | 行事

復活祭の赤い卵

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復活祭を迎えたギリシャ。
その準備の為に前の週の木曜日に卵を赤く染めます。
卵は生命の象徴を意味する復活祭のシンボル。
街のショーウインドーの飾り、ろうそく、チョコレートなど様々なところで見かけます。e0171285_9485244.jpg
キリスト受難の日である聖金曜日の前日(聖木曜日)に
卵を染料で染める習慣があります。
市場に行くと写真のように紙の袋に入った染料が並んでいます。
赤、青、黄色、緑とありますが、「キリストの血」を意味する赤で染められるのが一般的。

今年、ギリシャの友人はウェブカメラで薄い茶色の卵を見せてくれました。
ビーツの茹で汁を使った天然の染色です。
他、葉を貼り付けて染めると写真のように柄ができますし、
皆、それぞれに工夫をして大事に卵を染めているようです。
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染められた卵は籠などに入れて飾られます。
復活祭の日、食事の前に各自卵を手に持ち、「カロパスハ(良い復活祭を)」と言いながら
カチンと合わせます(写真)。
割れ目の出来なかった人が幸運!
そして祝いの宴が始まります。
当日の様子は次回に。




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# by salasa_ohkura | 2010-04-04 11:00 | 行事

ギリシャのイカめし

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次の日曜日(4月4日)は、いよいよ復活祭。
今週は最後の準備をする大事な日々。
ミサに行ったり、復活祭に食べるクッキーやパンを焼いたり、卵を赤く染めたり・・。
日曜日に焼く羊一頭も用意しなくてはなりません。

ところで、今、ギリシャ人は肉や魚、乳製品を断つ食生活をしています。
これは「キリストの受難を考えながら復活の日まで節制を行う」ことを意味していて、
厳密でないまでもそれを守ろうという姿勢を続けていることが
暮らす中でよくわかりました。
一定期間、肉中心の生活を断つということは宗教的な意味だけでなく
身体をきれいにするデトックスの効果もあるようです。

一番驚いたのは、近所の肉屋のショーケースから全ての肉がなくなり、
代わりにマカロニなどパスタの袋が並んでいたことです。
スーパーでは、さすがに肉も売っていましたが、マカロニやタコ、イカの缶詰が
売り場のメインコーナーに積み上げられていました。
魚の中でもタコ、イカ、エビは良しとされています。

期間中に遊びに行った友人の家で出された夕食も断食メニューでした。
メインは写真中央のイカめし。
イカめしといえば・・函館の駅弁ですよね。
駅弁フェアで必ず買う定番弁当を思いだしました。

こちらはイカの中にハーブライスを詰めて、トマト味でオーブン焼きにしています。
さっぱりしていて、とても美味しい!
まさにギリシャのイカめしです。
(ちなみに、右の奥はスパナコピタ・ほうれん草のパイ、手前は日本食大好きなギリシャの友人お手製の巻き寿司)


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# by salasa_ohkura | 2010-03-31 19:59 | ギリシャ料理
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すっかり更新が滞ってしまい、ごめんなさい。
シガシガ(ゆっくり)の国ギリシャに暮らし、ギリシャ的なライフスタイルにどっぷりはまっていた私にとって日本の忙しい生活は時に負担になります。
特に冬場は太陽も恋しいし、元気が出ません。
それでも毎日をなるべく誠実に生きていこうとすると充電が切れてしまいます。

そんな時は何も考えずに眠ります。
ギリシャのあちこちで呑気に眠っていた野良犬のように。
上の写真はアテネの古代アゴラ遺跡。
紀元前の遺跡にも野良犬や猫は出入り自由で、追い出す人など誰もいません。
可愛いでしょう。
遺跡の石を枕にして、とても気持ちよさそう。
この写真を見るだけでも和んできます。
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もう一枚もアテネ、古代アゴラ周辺を散歩している時に見かけた、たくさんの野良犬の昼寝姿。
こんなに群れてグースカ寝ているんです。

店の入り口に堂々と寝ている時もあります。
これも追い払わず、ちゃんとまたいで店に出入りするから笑ってしまいます。
ギリシャの動物はとても幸せそうでした。

私も昼寝をして少し元気に。
またシガシガ更新していきますので、よろしくおつきあいくださいね。



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# by salasa_ohkura | 2010-03-19 17:08 | その他

島の春風景

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春の島を訪ねてみましょう。

絵のような港の風景を眺めながらカフェ。
その後は車でドライブ。
春は菜の花や白いカモミール、
名も知らぬ小さなピンクや紫の花々が大地を埋め尽くし、
ギリシャの春にすっかり魅了されてしまいます。
野の花は遺跡にも、街の小さな空き地にも一杯。
全て冬の眠りから覚めた自然の花です。
ギリシャがこんなに美しい春の風景を見せてくれることは
住んで初めて知りました。

遠くに見える海も青が深くなってきています。
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街に戻って散歩。
復活祭を前にショーウインドーに「新しい命の誕生」つまり、
キリストの復活をイメージする
卵、ヒヨコ、ウサギが春らしい色彩で飾られています。


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# by salasa_ohkura | 2010-03-05 16:29 | ギリシャの春